WordPress.com で次のようなサイトをデザイン
始めてみよう

蓑虫美術館は休館中です。移転・再開などは準備中です。

蓑虫美術館がある、埼玉県蓮田市の「縄文うるしパーク」( 埼玉に漆を植える会運営 )では、漆の樹木を植栽しており。漆の木には、皮膚がカブれるなど、薬害効果があります。そのことから、 縄文うるしパークの敷地の場所を非公開とすることに決まりました。場所の非公開にあたり蓑虫美術館も開館中止となりました。

今後の蓑虫美術館は、埼玉県蓮田市での活動は行なえません。しかし、別の場所での美術館移転、ワークショップなど出張活動などを考え準備していくことになりました。

蓑虫美術館として設計施工された建物そのものは、現在も、縄文うるしパークにて存在しています。

蓑虫美術館一般説明会 2021 春(中止延期)

蓑虫美術館一般説明会 2021 春は、緊急事態宣言をうけて、中止延期します。梅雨前には再開したいです。

縄文うるしパーク内 蓑虫美術館にて一般説明会を行います。
BBQ、井戸水脈探しのダウジング捜査、スライドショーでの説明などおこないます。準備や用意やコロナを考え、予約制とします。特に、特定の信仰や、営利を伴う自己啓発など無い集まりです。

■2021/05/01 土曜日  (雨天中止の場合 05/02 日曜日)

■参加費は、1000円以内。

■時間 13:00-20:00

■持ち物
ティッシュ、タオル。飲みの水や飲料、酒類可。食べ物、BBQで火を通すもの、おやつなど。食べ物持ち込み歓迎。汚れていい靴や、履きなれた靴、長靴。
野外なので、敷物や、椅子、キャンプ道具など、あれば用意されると良いかもしれません。
夕方いらっしゃる方は、防寒着、懐中電灯(スマートフォンのアプリや、懐中電灯)などお願いいたします。

■注意事項
トイレ、水道は、ありません。近くに、コンビニや、スーパーはあります。
徒歩・自転車・公共交通機関で来場してください。JR蓮田駅から朝日バス「宿自治会館前」下車、徒歩1分です。
コロナ感染は、お互い気をつけましょう。
近隣住民の方々にご迷惑にならないようご配慮ください。
植えてある木には触れないでください。特にウルシの木はカブレの危険があるので絶対に触らないようご注意ください。漆カブレやその他不都合が生じる場合もあります。

予約は以下のサイトのアンケートフォームから、よろしくお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScIAlgwhBeThJOSjNibgUFxLcNwEquSjdGcDuWx6zu_vqDVwQ/viewform

日本の小さなミュージアム/ギャラリーの歴史

簡単に、日本の小さなミュージアム/ギャラリーの歴史を並べてみました。
国など大きな組織の行事や施設、個人の施設、今はない場所、今では立派な施設、小さな施設など色々あります。今は立派な施設であったとしても、元々は小さな場所だったり、個人の取り組みだったりします。

色んな記録を眺めると、国や会社や団体など組織と個人、行事や展示、移動できる荷物量でおこなったり、広い場所を使うものなど、人材、催し、不動産の大きさ小ささ規模も様々です。

そんな日本の小さなミュージアム/ギャラリーの歴史の流れや、創設時の規模の小ささを想像して、我々の蓑虫美術館も、少しづつ作っていきたいなと考えています。


  • 平賀源内(1728 – 1780)
    • 本草学や、物産学のながれもあり、1762年に、湯島で物産会を開く。
  • 木村蒹葭堂(1736 – 1802)
    • 文化人が集まるサロン的な定例会を関西で開く。
  • 蓑虫山人(1836 – 1900)
    • 笈(箱型のリュックサック)に荷物を収めて、地方で展示興行を開く。
  • 1871年 内国勧業博覧会 開催
    • 世界的な博覧会ブーム。博物館や美術館など公共施設を作る契機になる。
  • 1872年 文部省博物館 開館
    • 東京国立博物館の前身。
  • 1874年 五姓田芳柳 油絵茶屋 開催
    • お寺の祭事時のテキ屋、見世物小屋の一種としてのカフェ・ギャラリー。
  • 1877年 教育博物館 開館
    • 国立科学博物館の前身。
  • 1881年 高橋由一 螺旋展画閣 構想
    • 洋風画家による美術館構想。実現せず。
  • 1904年 三越呉服店 光琳遺品展覧会 開催
    • のちに百貨店になる店での催事展示。
  • 1926年 東京府美術館 開館
    • 日本で最初の公立美術館。文部省美術展覧会など団体展の会場として機能する。
  • 1928年 日動画廊 創業
    • 初期の銀座のギャラリー。
  • 1930年 大原美術館 開館
    • 個人事業家による西洋美術の私設美術館。
  • 1951年 宮坂英弌 尖石館 開館
    • のちの茅野市尖石縄文考古館。馬小屋を改造した博物館。
  • 1952年 東京国立近代美術館 開館
    • 銀座に開館した国営美術館。
  • 1963年 内科画廊 開設
    • 宮田國男が、家業の不動産スペースを利用した現代美術のギャラリー。
  • 1967年 原爆の図丸木美術館 開館
    • 画家の丸木位里・丸木俊夫妻による家族の作品を展示する私設美術館。
  • 1972年 元祖国際秘宝館 開館
    • 見世物小屋文化の延長で出来た、初期の秘宝館・珍宝館。
  • 1975年 第1回コミックマーケット
    • 東京虎の門の日本消防会館会議室にて開催。
  • 1989年 直島国際キャンプ場 開館
    • のちのベネッセアートサイト直島の始まり。
  • 1990年 キヤノン・アートラボ
    • パソコンやインターネットのネットワーク空間も使用した展覧会。
  • 1993年 小沢剛 なすび画廊 発表
    • 牛乳配達ポストを利用した、モバイル・ギャラリー。
  • 1995年 岡ガロウ 創業
    • 住宅マンションの一室を利用したギャラリー、外から双眼鏡などで眺める。
  • 1995年 神戸市博物館 被災
    • 阪神・淡路大震災の影響。
  • 1996年 「アトピックサイト」展
    • 自動車コンテナを利用した展示空間の集合展示、移動することがテーマの展覧会。
  • 2000年頃 公立美術館の財政難・存続問題
    • 東京都現代美術館や、芦屋市立美術博物館が顕著になる。
  • 2006年 六本木コンプレックス
    • ビル一軒に、複数のセールスギャラリーが間借りするコンプレックス型のテナント不動産。
  • 2013年 SUPER OPEN STUDIO NETWORK
    • 相模原市を中心としたアーティストアトリエ群のオープンスタジオ事業。
  • 2019年 日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」事業
    • 観光事業もからめて、テーマと地域を絞った複数の中小規模の博物館の連携。

自分には、まだ、あまり整理できてないけど、凄く最近は、動画配信や、被災(被災地)、貧困の要素あっての展示の方法や場所の問題もあるとは思う。

100円を入れると、噴水があがる。黒浜沼の噴水。

蓮田市のボンヤリとした池、黒浜沼(上沼)。そちらでは、観光客や来客者は噴水を上げることが出来ます。小屋のような箱には、このように書かれている。

「百円玉で →→→→→ 噴水を上げて見てください・・・ 沼の水・生物・魚・野鳥に元気を下さい。自然に残る沼・黒浜沼を美しく 魚を守る会」

指示通り、噴水が見たくなり、百円玉をガシャリと入れてボタンを押すと、ボンヤリとした噴水が上がりました。噴水に合わせて何か物悲しいメロディも流れてきたような?それはそれで楽しかったです。

しかし、この噴水は、SNSで見かけた噂では、100円を入れなくともボタンを押せば噴水が上がるとか、5円玉を入れると噴水は上がらないとか、そういった話も見かけました。

噴水を確実にあげる条件はブラックボックスです。確実に上げたい方は指示通りに操作すればあがります。沼の生物を元気にしたくて噴水をあげたい。噴水を見たくて噴水をあげたい。お金を払わずに噴水をみたい。いろんな条件と操作で、噴水が上がったり上がらなかったりするようです。

黒浜沼の噴水は、ボンヤリしているけれど、集金すること、規模の小ささ、有志での作成、郷土を楽しむ暮らしというものは、蓑虫美術館のモデルの一つに考えています。

黒浜沼の魚を守る会 http://www.ohdk.co.jp/ohata/kurohamanuma.html

spotify プレイリスト “Kurohama Kaizuka 黒浜貝塚”

Kurohama Kaizuka 黒浜貝塚

さいたま県は、海なし県と、現代では言われます。しかし、縄文時代は、東京湾から北へ海が広がっており、さいたま県にも海が広がっていました。さいたま県蓮田市では、黒浜貝塚など貝塚の遺跡が有名です。

最終氷期の最寒冷期後(約19,000年前)から始まった海水面の上昇を指し、日本など氷床から遠く離れた地域で100メートル以上の上昇したことを、縄文海進と呼ばれます。

蓮田市にある貝塚神社(綾瀬貝塚)では、地面をじっくり見つめると、小さな貝殻や、陶器の破片を見つけることが出来ます。なんと!蓮田市では、海がなくてもビーチコーミングができるのです。

さいたまの海、黒浜貝塚を、リゾート地と想定して、夏の海をイメージした音楽配信サブスクリプションサイト spotify の機能を利用して作った楽曲のプレイリストです。

https://open.spotify.com/playlist/5Q4rKqRM0EejBlAp1CrVzU

美術館開館プレ・イベント 「ミニチュア土器ワークショップ」 が行われました。

美術館開館プレ・イベント 「ミニチュア土器ワークショップ」 が、2020年11月9日、12月14日、二日間かけて行われました。コロナの影響もあり、参加者の方には、マスク着用、スマートフォンで見られる教材にて伝達して、積極的に接しない授業を心がけました。

 教材スライドショー(全26 P.)
https://docs.google.com/presentation/d/1n9rBGxuucrZzWIzgUHcfV8c7pq_t74bKqeyYlJtCcuc/edit?usp=sharing?

蓑虫美術館 2021年 開館予定。現在、準備中です。

蓑虫美術館は、2021年さいたま県蓮田市に開館します。現在、建設中です。2021年の春から夏頃、開館予定です。美術館についての紹介は、infomation のページを御覧ください。

蓑虫美術館は、2021年から、2、3年かけて、一人(または、一組)数ヶ月の展示期間をもつ、企画展を、4名予定しています。また、時々、ワークショップや、イベントなど計画予定です。

これまでの、蓑虫美術館の、予定地視察、建設風景、プレイベントの様子は以下のページに纏まっています。

https://www.flickr.com/photos/takashiyamauchi/albums/72157717049489096/with/50648665941/


蓑虫美術館は(みのむしびじゅつかん、Minomushi Museum、MNMSM)は埼玉県蓮田市の縄文うるしパークの中にある小さな私設美術館、タイニーミュージアムである。郷土美術やコンテンポラリーアートなどをあつかう。

概要
名前は、縄文時代の遮光器土偶を発見した蓑虫山人から取られている。2021年に開館する。culture の由来は agriculture とし、農耕や大地、郷土に、ちなんだ作品を展示する。敷地面積1m2

沿革
2018年、埼玉県蓮田市にあった耕作放棄地を、埼玉に漆を植える会 が、環境の美化と、漆の木を文化的に観察できる場所として借り上げ。縄文うるしパーク を開園。
2021年、美術家の山内崇嗣が、縄文うるしパーク 敷地内に、祠程度の小型美術館を提案する。山内崇嗣が設計し 埼玉に漆を植える会 のメンバーと共に建設する。
2021年、開館する。

蓑虫美術館 Minomushi Museum

施設情報
専門分野 現代美術
延床面積 1m2
開館 2021年
所在地 〒349-0101 埼玉県蓮田市
位置
料金
入館無料
アクセス JR蓮田駅
外部リンク https://mnmsm.wordpress.com