蓑虫美術館(みのむしびじゅつかん、Minomushi Museum、MNMSM)は、郷土美術やコンテンポラリーアートを展示する小さな私設美術館である。
概要
周辺の美化、美術作品の展示を目的としている。
名前は、縄文時代の遮光器土偶を発見した蓑虫山人から取られている。2021年に開館する。culture の由来は agriculture とし、農耕や大地、郷土に、ちなんだ作品を展示する。敷地面積1m2。
沿革
2018年、埼玉県蓮田市にあった耕作放棄地を、埼玉に漆を植える会 が、環境の美化と、漆の木を文化的に観察できる場所として借り上げ。縄文うるしパーク を開園。
2021年、美術家の山内崇嗣が、縄文うるしパーク 敷地内に、祠程度の小型美術館を提案する。山内崇嗣が設計し 埼玉に漆を植える会 のメンバーと共に建設する。
2021年、開館する。
2021年6月、休館する。
蓑虫美術館 Minomushi Museum
施設情報
専門分野 現代美術
延床面積 1m2
開館 2021年
所在地 埼玉県蓮田市
位置
料金 入館無料
アクセス JR蓮田駅
外部リンク https://mnmsm.wordpress.com
蓑虫美術館 MNMSM
Minomushi Museum
蓑虫美術館は、世界/美術/郷土の大きさを見つける、とても小さな美術館です。蓑虫美術館は、埼玉県蓮田市にある 縄文うるしパーク(埼玉に漆を植える会 運営)のなかにあります。祠のような美術館です。
地元や郷土に、ちなんだ作品を展示します。
料金 入館無料
蓑虫美術館の内部は 縦306mm x 横264mm x 奥行き155mm程度の広さです。
蓑虫美術館の載ってる台座の広さは、560mm x 900mm程度です。
美術館というものは、運営者、企画者の考えだけが反映するものとは言えず、アーティストや、地域の財産、研究者、来場者によっても作られます。美術館は、信用と公共性があることで存在します。蓑虫美術館では、美術館に関われる方同士で、ちいさな公共性と信用がある場所を作りたく考えています。
culture の由来は agriculture 。蓑虫美術館は、農耕や大地を通した美術館です。
年に、数ヶ月の期間ある企画展やイベントを予定しています。
蓑虫美術館は、現在、準備中です。
略称「ミノビ」


縄文うるしパーク
縄文うるしパーク(埼玉に漆を植える会 運営)は、埼玉県蓮田市にて、縄文や漆の文化に興味を持つ方や、地元や近郊の方が集って、漆の木を植樹して木を見守る地域活動をしています。
縄文うるしパークの活動意向は、うるしの木の植樹と、10年程度かけて漆掻きを実現すること。周辺環境を草刈りもして美化・防犯的な活動も兼ねています。
周辺には、縄文遺跡の黒浜貝塚や、雅楽谷遺跡などがあります。縄文時代は、海だったと言われる場所です。
現地は元々は耕作放棄地でした。耕作放棄地を里山化させる取り組みです。
埼玉に漆を植える会の方は、不定期的に、縄文うるしパークに集まり、草刈りや、デイキャンプを楽しんでいます。最新の活動日は、Facebookの「縄文うるしパーク – 埼玉に漆を植える会」のグループ記事をご確認ください。月曜日の活動日が多いです。
https://www.facebook.com/jomon.urushipark
美術課 主任研究員補
山内崇嗣
武蔵野美術大学卒業後、2021年から現職。蓑虫美術館では、企画と設計施工を、縄文うるしパークのメンバーと共に行う。
美術家としては、東京オペラシティアートギャラリー「project N 27 山内崇嗣」(2006)、愛知県美術館「APMoA Project, ARCH vol. 9 山内崇嗣 くるみの部屋」(2014)、農と縄文の体験実習館 なじょもん「森の聲-Papua×Jomon×Art」 (2020)など、企画展、グループ展など参加多数。居住地域の消防団参加など、地域活動の経験もあり。専門は近現代美術の制作と研究。
